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9月10月11月 映画感想メモ
イヴ・サンローラン
フランク
ジャージーボーイズ
エクスペンタブルズ3
インターステラー
ジャージーボーイズ
エクスペンタブルズ3
インターステラー
旧作:ヒックとドラゴン
旧作:ウォッチメン
旧作:落下の王国
旧作:きっとうまくいく
旧作:きっとうまくいく
イヴ・サンローラン
イヴのパートナー公認のドキュメンタリー映画。
デザインの変遷とともに音楽も変わっていったのが印象的だった。美しい衣装と美しい風景と俗な煙とヤクと酒とおセッ久。輝かしい成功とどうしようもない孤独のお話でした。
ピエール・ニネが綺麗で繊細で繊細で不安定で脆い天才を見事に演じてた。最初の方のごろにゃん可愛すぎかよ。他の俳優さんたちも素晴らしかった、ヴィクトワール役のシャルロット・ルボンの美しさよ。とにかく映像も音楽もキャストも素敵だった。
ただ話の内容は、モンパルナスの灯で主人公をぶん殴りたくなった人間には同情も共感もするところ少ないものでしたん。天才の孤独系と相性悪すぎたんや。加えてヒッピー嫌いだから早く復帰しないかな〜て感じでした。うん。最良のパートナーを得ても駄目なのか、パートナーも聖人じゃないけど、相手に対して求めるばかりじゃなかったか。あと衣装をもっとじっくり見たかったなぁなんて、うーん。
フランク
頭のおかしい天才と才能に憧れる凡人の話。
フランクが天才なのは精神がおかしいから。精神がおかしいのは何かとんでもなく辛いことを経験したからだろう。ならば僕も苦しい思いをしたらきっとフランクのようになれる!と色んなことに酔っているうちに、フランクの仲間を散り散りにして全てを台無しにしてしまうジョン。フランクの両親からは普通の家庭で特別なことなんてなかったし、あの子には元から才能があったと告げられてしまう。才能があるから頭がおかしいわけでも、頭がおかしいから才能があるわけでもなく、才能があってなおかつ頭がおかしいだけだった。だから、才能のない人間がいくら後を追っても真似をしても天才にはなれない。凡人はフランクを仲間たちの元に送り届けて、便所の匂いも煙草の匂いも何もかも全部愛してると歌う彼らをそのままにそっと消えていく。
凡人に厳しい話かよ…。ジョン調子のりすぎだし、ジョンの歌なんかダセェなとか思ったし、大体ジョンのせいだったけど。凡人はどうしたらいいんだろうな、夢を諦めるしかないのかな。なんかピンポンの才能と努力の話思い出しちゃったねこれね。ジョンも努力しなかったわけじゃないんだけどね。あっだけど決定的な音楽性の違いってやつはあった気がする。ジョンはフランクも彼の曲も好きで惚れてたけど、自分で作ろうとしてる曲は違う感じだったじゃないか。そりゃ駄目だろうよ、な。凡人としては、ジョンが自分と同じ感性を持ったバンドと出会ったら上手くいってたのかが気になるところ。つらお。
冒頭からアルバム完成までは面白おかしいし、BGMや効果音もキラキラと可愛らしかったんですよ。被り物ファスの演技とか顔見えなくても色んな感情を表現出来るんだって感動したし、泣きファスごちそうさまでしただし。たまらんな!ってところたくさんあったんですよ。だけど話がたまらんな…だったんですよ…うん。何度も見たい内容じゃないからサントラ聞こう…。ほつれた糸の歌が好きです。
ジャージーボーイズ
Four Seasonsの伝記的映画。ミュージカル映画かと思いきやバンドとして歌うのでそんなにミュージカルミュージカルはしておらずミュージカルが苦手な方にもお気軽におすすめできるミュージカル映画になっております。たまに第四の壁をぶち破ってくる語り口が面白かった。
トミーが憎めないけど結構などちゃクソ野郎で、ニックが今までの鬱憤をぶちまけるシーンはお怒りごもっともと頷きながら見てたんだけど、何故かフランキーにちょっとニックは黙っとけって諭されててそりゃバンド辞めるわな…って思いました。ニックごめんなめっちゃ笑った。
フランキーの男気、ジャージー流の生き方が意味がわからないくらいクソかっこよかった。自分をスターに育ててくれてバンドも管理してくれたけど結局逆境に追い詰めたトミーのアホみたいな額の借金を抱え込んで、返済のために一人で歌って歌って家族を失いながらも歌った。まぁ、家族失ったのは自業自得なんだけど。この苦境から「君の瞳に恋してる(この邦題つけた人ほんと最高だな)」の華やかなステージ、フランキーに送られる賞賛の眼差しと拍手の数々、ロックの殿堂、そしてフィナーレ。このために歌ってきたのか、歌うことこそ人生か、全てが報われたような最高のエンドロールだった。
それにしてもフランキーの男気が家族というか女性関係で発揮されなかったのはアレだったね余計なお世話だね。
エクスペンダブルズ3
1&2は見たい見たいと思いつつまだ見てないマン。だけど予告編最初の20秒で見るしかなくなるじゃないですか。
1&2見てなくても楽しめました。前評判でバーニー(シルベスター・スタローン)まじオカンって聞いてたけどまじオカンだった。どこがオカンなのか言葉になかなかできないけど見ればああ〜なんかオカンだなバーニーって感じなのでご自分でご確認ください。
尺の5分の3か4くらい戦闘シーンだったねこれね。痛快アクションってこういうのを言うんだろうな、笑いが止まらなくなった。ハリソン・フォードしわしわになったけどso cooool!!とか、やっぱりシュワちゃんにはガトリング砲だよねとか色々。
わしの推し消耗品はガルゴちゃんです。かっこいいスペインギターをBGMにべらべらべらべら喋くりまくってるけど内容は死んだ仲間のことだったり、陽気なやつだけど俺が唯一できること人殺しをさせてくれ!って叫んでたり、キャラのしっかりした不安定なイカレ野郎です、可愛いよ!
インターステラー
家族感動ものなのかな〜見るのよそうかな〜と思ったけど評判良かったので見てきた。
ファンタジー要素のないガチSFやないか(驚愕)相対性理論とか重力とかの理屈をある程度頭に入れたほうがいいよ〜という話は聞いてたけど、まぁ私みたいな映画中に説明されてる理論や内容を理解してないけどそういうものかと納得してふんふんと見ちゃう系クソ野郎には無問題でした。宇宙ヤバイ。
黒々とした空間なのに光が強烈で物体にハッキリとした陰影が浮かび上がる画が綺麗で怖い。地上なら当然するであろう衝撃音が無音でこの無音がなんだか怖い。クーパーが風や雨といった自然の音をイヤホンで聞いてたのが印象的だった。無音の宇宙から生まれた地球は音に満ちていて不思議やな。宇宙ヤバイ。
訪れる星では毎度心折れる出来事が起こって、五次元では辛さととにかく息苦しさが最高潮になった。マーフに希望を託すクーパーとエウレカ!と伏線回収で如何ともし難かった窮屈さからようやく解放されて涙が止まらなくなった。宇宙ヤバイもーヤダー!
なんやかんや地球に残された人類の入植が成功して、生きる時間のズレた娘と再会。星に残されたアメリアを迎えに、物語が続いていく様子を映しながら終わる。ハッピーエンド厨の私も一応救われた。宇宙ものは映画館で見るのが一番ですぞ、美しさと息苦しさと怖さで死にそうになる。宇宙ほんとヤバイから。
心の支えはロボットでした。TARSちゃんとCASEちゃん可愛かったよ…。ツイッターで何度も呟いてるけど、わしゃTARSちゃんとお喋りしたいしCASEちゃんに抱えられたいんじゃ…。可哀想なKIPPちゃんはどんなキャラだったのかな。
ヒックとドラゴン
天性のドラゴン馴らしヒックくんとごろにゃんドラゴンのトゥースちゃんたまらん。
徐々に近付いていく二人の距離が0になり大空を舞うシーンは胸にこみ上げるものがあって叫びたくなるほど美しかった。
ヒックに撃ち落とされて尾羽の片側を失ったトゥースとトゥースに助けられたけれど片足を失ったヒックが、お互いに羽となり足となり生きていくんですよ…たまらん。
お父ちゃん頭固いけど悪い人じゃないし、子供たちとドラゴン可愛いし、映像美は言うまでもないし、音楽も素敵なので見よう?
ちなみにヒックとドラゴン2の日本公開が未定で劇場公開を求める署名活動があります。署名するしかないじゃないですかもー20世紀狐さんよろしくお願いします!
ウォッチメン
んひーOPかっこよすぎかよ!ミニッツメン結成とその活躍、ヒーローにあるまじきスキャンダルと死に様を最高にかっこよくダイジェストでお届けします。
MCUに慣れた身としてはDC映画のダークでブラックな雰囲気にはたじたじになる。重いよぉ。ローリー何回おセッ久するんだよ…とか、ありのままのDr.マンハッタンのDr.マンハッタンがぶらんぶらん…とか、コメディアンのクズっぷりとか。ヒーローたちのヒーローらしからぬ容赦ない攻撃は大好きです。
平和をなすためのオジマンディアスの選択を否定したロールシャッハがDr.マンハッタンに消されて、えっマジで?ロールシャッハ死んじゃうの?えっ??ってなったよ。世界は平和になったけどすこぶる後味悪いな…と思ったら最後の最後にロールシャッハの日記ぃぃいいうえぇぇぇええっで終わったからもうなんだこれ凄いな。
落下の王国
リーペさん!人間のリーペさんだ!人外じゃないリーペさん!!というわけでリーペさん目当てで見た。この世のものとは思えない美しい風景がロケとか嘘だろ…実在するのかよ…CGじゃないんだ…。
「落下」のタイトル通り落下落下落下だった。スタント事故の落下、精神的な落下、果樹からの落下、眠りへの落下、薬棚からの落下、仲間の落下、死への落下。物語がどん底まで行った時、少女のために浮上する。映画を見てスタントの落下を二人で見て微笑み合う。退院して分たれた二人だけど、映画で落下(スタント)を見るたびに繋がるんだな。絶望も救済も落下だった。
少女が眠るリーペさんの顔むにむに触ってそのまま一緒に眠るところめっちゃ可愛かった。少女と青年美味しかったです。
きっとうまくいく
初インド映画!3時間長ぇなおいと思ったけど面白かったー!無駄な場面なんてなかったんや全部繋がってるーー!!後半の怒涛の伏線回収すごかった!!うっかり二週目に入って家族揃って6時間見続けてしまったわい。
ランチョーの一休さんぷりとか、チャトゥルのスピーチ原稿すり替え事件とか腹がよじれるほど笑った。ズッコケ方がドリフっぽいし、校長怒り心頭が一昔前のホラー映画みたいな撮り方されてたしで所々懐かしい感じがしたなぁ。
笑える一方で教育現場のあり方だとか、貧富の差、若者の自殺といった重いテーマも盛り込まれてた。成功のために優秀になれという学校の方針通りのチャトゥルと、優秀であれば成功がついてくる、やりたいことをするべきだ、Aal izz wellきっとうまくいくというランチョーの対比、ラストが痛快。けどやりたいことをやるっていうのもなかなか勇気がいるよなぁ。いやいやAal izz wellか。
ちなみに大学生ランチョー役のアーミル・カーンさんは当時44歳ですってよ、嘘だろ…こんな感じの大学生普通にいるだろ…。インドやべぇな。
イヴのパートナー公認のドキュメンタリー映画。
デザインの変遷とともに音楽も変わっていったのが印象的だった。美しい衣装と美しい風景と俗な煙とヤクと酒とおセッ久。輝かしい成功とどうしようもない孤独のお話でした。
ピエール・ニネが綺麗で繊細で繊細で不安定で脆い天才を見事に演じてた。最初の方のごろにゃん可愛すぎかよ。他の俳優さんたちも素晴らしかった、ヴィクトワール役のシャルロット・ルボンの美しさよ。とにかく映像も音楽もキャストも素敵だった。
ただ話の内容は、モンパルナスの灯で主人公をぶん殴りたくなった人間には同情も共感もするところ少ないものでしたん。天才の孤独系と相性悪すぎたんや。加えてヒッピー嫌いだから早く復帰しないかな〜て感じでした。うん。最良のパートナーを得ても駄目なのか、パートナーも聖人じゃないけど、相手に対して求めるばかりじゃなかったか。あと衣装をもっとじっくり見たかったなぁなんて、うーん。
フランク
頭のおかしい天才と才能に憧れる凡人の話。
フランクが天才なのは精神がおかしいから。精神がおかしいのは何かとんでもなく辛いことを経験したからだろう。ならば僕も苦しい思いをしたらきっとフランクのようになれる!と色んなことに酔っているうちに、フランクの仲間を散り散りにして全てを台無しにしてしまうジョン。フランクの両親からは普通の家庭で特別なことなんてなかったし、あの子には元から才能があったと告げられてしまう。才能があるから頭がおかしいわけでも、頭がおかしいから才能があるわけでもなく、才能があってなおかつ頭がおかしいだけだった。だから、才能のない人間がいくら後を追っても真似をしても天才にはなれない。凡人はフランクを仲間たちの元に送り届けて、便所の匂いも煙草の匂いも何もかも全部愛してると歌う彼らをそのままにそっと消えていく。
凡人に厳しい話かよ…。ジョン調子のりすぎだし、ジョンの歌なんかダセェなとか思ったし、大体ジョンのせいだったけど。凡人はどうしたらいいんだろうな、夢を諦めるしかないのかな。なんかピンポンの才能と努力の話思い出しちゃったねこれね。ジョンも努力しなかったわけじゃないんだけどね。あっだけど決定的な音楽性の違いってやつはあった気がする。ジョンはフランクも彼の曲も好きで惚れてたけど、自分で作ろうとしてる曲は違う感じだったじゃないか。そりゃ駄目だろうよ、な。凡人としては、ジョンが自分と同じ感性を持ったバンドと出会ったら上手くいってたのかが気になるところ。つらお。
冒頭からアルバム完成までは面白おかしいし、BGMや効果音もキラキラと可愛らしかったんですよ。被り物ファスの演技とか顔見えなくても色んな感情を表現出来るんだって感動したし、泣きファスごちそうさまでしただし。たまらんな!ってところたくさんあったんですよ。だけど話がたまらんな…だったんですよ…うん。何度も見たい内容じゃないからサントラ聞こう…。ほつれた糸の歌が好きです。
ジャージーボーイズ
Four Seasonsの伝記的映画。ミュージカル映画かと思いきやバンドとして歌うのでそんなにミュージカルミュージカルはしておらずミュージカルが苦手な方にもお気軽におすすめできるミュージカル映画になっております。たまに第四の壁をぶち破ってくる語り口が面白かった。
トミーが憎めないけど結構などちゃクソ野郎で、ニックが今までの鬱憤をぶちまけるシーンはお怒りごもっともと頷きながら見てたんだけど、何故かフランキーにちょっとニックは黙っとけって諭されててそりゃバンド辞めるわな…って思いました。ニックごめんなめっちゃ笑った。
フランキーの男気、ジャージー流の生き方が意味がわからないくらいクソかっこよかった。自分をスターに育ててくれてバンドも管理してくれたけど結局逆境に追い詰めたトミーのアホみたいな額の借金を抱え込んで、返済のために一人で歌って歌って家族を失いながらも歌った。まぁ、家族失ったのは自業自得なんだけど。この苦境から「君の瞳に恋してる(この邦題つけた人ほんと最高だな)」の華やかなステージ、フランキーに送られる賞賛の眼差しと拍手の数々、ロックの殿堂、そしてフィナーレ。このために歌ってきたのか、歌うことこそ人生か、全てが報われたような最高のエンドロールだった。
それにしてもフランキーの男気が家族というか女性関係で発揮されなかったのはアレだったね余計なお世話だね。
エクスペンダブルズ3
1&2は見たい見たいと思いつつまだ見てないマン。だけど予告編最初の20秒で見るしかなくなるじゃないですか。
1&2見てなくても楽しめました。前評判でバーニー(シルベスター・スタローン)まじオカンって聞いてたけどまじオカンだった。どこがオカンなのか言葉になかなかできないけど見ればああ〜なんかオカンだなバーニーって感じなのでご自分でご確認ください。
尺の5分の3か4くらい戦闘シーンだったねこれね。痛快アクションってこういうのを言うんだろうな、笑いが止まらなくなった。ハリソン・フォードしわしわになったけどso cooool!!とか、やっぱりシュワちゃんにはガトリング砲だよねとか色々。
わしの推し消耗品はガルゴちゃんです。かっこいいスペインギターをBGMにべらべらべらべら喋くりまくってるけど内容は死んだ仲間のことだったり、陽気なやつだけど俺が唯一できること人殺しをさせてくれ!って叫んでたり、キャラのしっかりした不安定なイカレ野郎です、可愛いよ!
インターステラー
家族感動ものなのかな〜見るのよそうかな〜と思ったけど評判良かったので見てきた。
ファンタジー要素のないガチSFやないか(驚愕)相対性理論とか重力とかの理屈をある程度頭に入れたほうがいいよ〜という話は聞いてたけど、まぁ私みたいな映画中に説明されてる理論や内容を理解してないけどそういうものかと納得してふんふんと見ちゃう系クソ野郎には無問題でした。宇宙ヤバイ。
黒々とした空間なのに光が強烈で物体にハッキリとした陰影が浮かび上がる画が綺麗で怖い。地上なら当然するであろう衝撃音が無音でこの無音がなんだか怖い。クーパーが風や雨といった自然の音をイヤホンで聞いてたのが印象的だった。無音の宇宙から生まれた地球は音に満ちていて不思議やな。宇宙ヤバイ。
訪れる星では毎度心折れる出来事が起こって、五次元では辛さととにかく息苦しさが最高潮になった。マーフに希望を託すクーパーとエウレカ!と伏線回収で如何ともし難かった窮屈さからようやく解放されて涙が止まらなくなった。宇宙ヤバイもーヤダー!
なんやかんや地球に残された人類の入植が成功して、生きる時間のズレた娘と再会。星に残されたアメリアを迎えに、物語が続いていく様子を映しながら終わる。ハッピーエンド厨の私も一応救われた。宇宙ものは映画館で見るのが一番ですぞ、美しさと息苦しさと怖さで死にそうになる。宇宙ほんとヤバイから。
心の支えはロボットでした。TARSちゃんとCASEちゃん可愛かったよ…。ツイッターで何度も呟いてるけど、わしゃTARSちゃんとお喋りしたいしCASEちゃんに抱えられたいんじゃ…。可哀想なKIPPちゃんはどんなキャラだったのかな。
ヒックとドラゴン
天性のドラゴン馴らしヒックくんとごろにゃんドラゴンのトゥースちゃんたまらん。
徐々に近付いていく二人の距離が0になり大空を舞うシーンは胸にこみ上げるものがあって叫びたくなるほど美しかった。
ヒックに撃ち落とされて尾羽の片側を失ったトゥースとトゥースに助けられたけれど片足を失ったヒックが、お互いに羽となり足となり生きていくんですよ…たまらん。
お父ちゃん頭固いけど悪い人じゃないし、子供たちとドラゴン可愛いし、映像美は言うまでもないし、音楽も素敵なので見よう?
ちなみにヒックとドラゴン2の日本公開が未定で劇場公開を求める署名活動があります。署名するしかないじゃないですかもー20世紀狐さんよろしくお願いします!
ウォッチメン
んひーOPかっこよすぎかよ!ミニッツメン結成とその活躍、ヒーローにあるまじきスキャンダルと死に様を最高にかっこよくダイジェストでお届けします。
MCUに慣れた身としてはDC映画のダークでブラックな雰囲気にはたじたじになる。重いよぉ。ローリー何回おセッ久するんだよ…とか、ありのままのDr.マンハッタンのDr.マンハッタンがぶらんぶらん…とか、コメディアンのクズっぷりとか。ヒーローたちのヒーローらしからぬ容赦ない攻撃は大好きです。
平和をなすためのオジマンディアスの選択を否定したロールシャッハがDr.マンハッタンに消されて、えっマジで?ロールシャッハ死んじゃうの?えっ??ってなったよ。世界は平和になったけどすこぶる後味悪いな…と思ったら最後の最後にロールシャッハの日記ぃぃいいうえぇぇぇええっで終わったからもうなんだこれ凄いな。
落下の王国
リーペさん!人間のリーペさんだ!人外じゃないリーペさん!!というわけでリーペさん目当てで見た。この世のものとは思えない美しい風景がロケとか嘘だろ…実在するのかよ…CGじゃないんだ…。
「落下」のタイトル通り落下落下落下だった。スタント事故の落下、精神的な落下、果樹からの落下、眠りへの落下、薬棚からの落下、仲間の落下、死への落下。物語がどん底まで行った時、少女のために浮上する。映画を見てスタントの落下を二人で見て微笑み合う。退院して分たれた二人だけど、映画で落下(スタント)を見るたびに繋がるんだな。絶望も救済も落下だった。
少女が眠るリーペさんの顔むにむに触ってそのまま一緒に眠るところめっちゃ可愛かった。少女と青年美味しかったです。
きっとうまくいく
初インド映画!3時間長ぇなおいと思ったけど面白かったー!無駄な場面なんてなかったんや全部繋がってるーー!!後半の怒涛の伏線回収すごかった!!うっかり二週目に入って家族揃って6時間見続けてしまったわい。
ランチョーの一休さんぷりとか、チャトゥルのスピーチ原稿すり替え事件とか腹がよじれるほど笑った。ズッコケ方がドリフっぽいし、校長怒り心頭が一昔前のホラー映画みたいな撮り方されてたしで所々懐かしい感じがしたなぁ。
笑える一方で教育現場のあり方だとか、貧富の差、若者の自殺といった重いテーマも盛り込まれてた。成功のために優秀になれという学校の方針通りのチャトゥルと、優秀であれば成功がついてくる、やりたいことをするべきだ、Aal izz wellきっとうまくいくというランチョーの対比、ラストが痛快。けどやりたいことをやるっていうのもなかなか勇気がいるよなぁ。いやいやAal izz wellか。
ちなみに大学生ランチョー役のアーミル・カーンさんは当時44歳ですってよ、嘘だろ…こんな感じの大学生普通にいるだろ…。インドやべぇな。
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